研ぎ澄まされた触覚の持ち主たちとのアプローチ　　　　　　
A Iの時代といわれる21世紀、生身の身体をもつ人類が心豊かに生きるためには、根源的な感覚である「触覚」がさらに重要になると予想されます。本展では、視覚以外の全ての感覚を駆使して日々世界を感じているメンバーたちとともに、触覚的なアプローチを通じて行った、ファッション＆アート研究活動の成果を一般に公開いたします。触覚を通した体験は、「内在する自己の再発見」や「多様な情感の発現」を促す機会となります。本展を通じて、多くの方々にこれからの時代に必要となる人類の根源的な感覚を、そして新たな感覚を体感していただきたいと願っております。　（眞田岳彦・女子美術大学　特任教授・衣服造形家）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
出品作品名：ジレンマ・生きるとは爆発・Ascension /上昇・明るい方へ・涙は模様になった・リプレイ
参加作家： 板垣敦子、大谷重司、ウォルフィ佐野、中瀬恵里、おもち、熊倉日生子（女子美術大学卒業生）
主催　　　女子美術大学　ファッション表現領域
企画・制作ディレクション　眞田岳彦（特任教授・衣服造形家）
企画コーディネート　 廣川暁生（非常勤講師（R4−５）・西洋美術史）
制作チーム　小山田紀子（非常勤講師・衣服作家）、ローズ・ユウナ（本学助手・繊維造形家）　
グラフィックデザイン　草桶未来
映像編集　松本充明
音声ナレーション　香月人美
協力　東京都現代美術館、手と目でみる教材ライブラリー、鹿島萌子

○トーク＆ライブ　「タッチ・マイ・アート」
２０２４年６月１５日（土）１５：００−１６：３０
トーク　登壇　大谷重司　ライブ　出演　ウォルフィ佐野・石渡雅裕ほか