国連開発計画（UNDP）は、アヒム・シュタイナー総裁の訪日を機に、「若者 X(カケる) 未来 ~SDGs達成のための世代間コラボレーション」と題した公開イベントを12月16日にハイブリッド形式にて開催します。本イベントでは、ユースと様々な世代やセクター間での対話を通して、SDGs達成に向け、より良い未来創造のための連帯・共創を通した道筋を示します。

世界が将来への「不安」や「危機」に直面する中、UNDPは次世代を担う若者を「変革の立役者」として捉え、開発プログラムの中心に据えてきました。日本においては若者世代で圧倒的に高いSDGsへの認知・関心を財産に、具体的な「行動」を促す取り組みを展開しています。例えばシティ・ファウンデーションと共催で、若者による社会革新や起業を支援する活動「Youth Co:Lab」を展開し、日本国内において若手社会起業家のビジネス・アイデアをサポートしています。

また、UNDPはアフリカと日本出身の20-30代の若者と協力し、TICAD（アフリカ開発会議）史上初の試みとして、Future Designを通じた若者主導の政策提言活動を推進しています。同提言において重要な役割を占める「若者による起業」についても、日本政府と連携し、社会課題に取り組むアフリカの若手起業家・スタートアップの支援「Meet the Tôshikas」を展開しています。

Youth Co:LabやMeet the Toshikasなど、UNDPによる若者の社会課題解決に向けた具体的な取り組みや教訓を取り上げると共に、社会・経済活動および政策における若者参画の重要性を再認識し、いかに世代を超えた連携を通して持続可能な未来を共創できるか議論します。

奮ってご参加ください！

プログラム
18:30 開会
18:35 オープニング・セッション「若者と世界の今」
18:50 メイン・セッション「ゲーム・チェンジャー 」
19:40 クロージング・セッション「若者カケる未来」
20:10　閉会挨拶 | ハジアリッチ秀子 UNDP駐日代表