ジャーナル
<EVENT REPORT>
渋谷おとなりサンデー in SHIBUYA CAST.
おとなりさんとランチ、子連れ会議、みそづくり
6月3日(日)、今年も渋谷おとなりサンデーが開催されました。
2017年に渋谷区で初めて実施されたこの取り組みは、普段話す機会の少ない近隣の人と、楽しくカジュアルに交流を深めようというもの。 渋谷キャストでも、施設の住人や近隣の方から企画が集まり、広場と多目的スペースを使ってイベントが行われ、さまざまなおとなりさんが集まりました。
天気が危ぶまれた当日。梅雨入り間近にも関わらず、朝早くから集まるおとなりさんたちを太陽がさんさんと照らします。
広場にはロングテーブルが並び、地域の方が集まって、持ち寄りの食事やお酒を囲んで盛り上がっていました。 まわりにはキッチンカーやブースも設置され、お祭りのような賑わいに通りがかりの人も足を止めて興味津々の様子。
正午をまわり、賑わいが増していくと、ロングテーブルを埋めるように料理が続々と登場しました。
思わず写真を撮りたくなるほどきれいに彩られた料理たちですが、これらは渋谷キャストの東急ストアフードステーションで廃棄予定となった食材でつくられたもの。楽しく食事を囲みながら、食の未来を語り合おうというテーマのもと、フードロスの問題に取り組むプロジェクト「Food Waste Chopping Party」によって振る舞われました。
料理が並ぶテーブルには人が集まり、行列ができるほどに。
初対面の方もテーブルを囲んで、お互いの食事をシェアしたり、食について語り合う風景が見られました。 途中には長谷部健渋谷区長も参加し、ロングテーブルに混ざってトークに花を咲かせていました。
多目的スペースを覗くと、小さな子どもたちの賑やかな声が。
ここでは「子連れ100人カイギ」と題して、大人と子どもで参加するワークショップや家政婦のタサン志麻さん、東京都議会議員の龍円愛梨さんを招いてのトークショーなどが行われていました。
近くに住む家族や、渋谷区の保育園で働く方などが集まり、「子連れでチャレンジしたいこと」を話し合い、想像を膨らませていました。
そのすぐとなりでは、読み聞かせパフォーマンスやアートロケットの制作ワークショップでは子ども達が大はしゃぎ。
さらにはみそづくりワークショップも行われ、初対面のおとなりさん同士も、完成したら一緒に食べましょうと約束を交わしていました。
子どもから大人まで渋谷キャストのいたる所で交流している光景が見られ、おとなりさんの輪の広がりを感じたこの日。 一日をかけてさまざまなイベントが行われ、個性豊かな人が集まる渋谷キャストらしいおとなりサンデーとなりました。