2020.1.16

<EVENT REPORT>
ながーーーいこたつで、街ゆく人とほっこりする『WINTER CAST.2019』

師も走る12月、クリスマスや年末ムードに心浮き立った様子の街ゆく人々。そんな高揚感がただよう街では、お店や施設もこの季節ならではの装いを見せています。
渋谷キャストでも、毎年恒例の冬の特別イベント『WINTER CAST.』を開催しました。

今年のコンセプトは「MARKET PLAYCE」。PLACEという言葉に「PLAY=遊ぶ」を掛けて、イベントのメインとなった12月14、15日にはマーケットを中心に、ふらっと遊んだり、ゆるく時間を過ごすことができる体験をご用意。
街ゆく人同士が冬のひとときをともにすることで、1日をちょっといいものに感じてもらえるような場をつくりました。


なんといってもまず目を引くのは、ながーーーーいこたつ。約20mにも及ぶ長大なこたつは、広場の入口から大階段までの通りを圧倒し、街ゆく人も吸い込まれていきます。
ハイテーブルほどのこたつのそばには、あらゆる高さの椅子が並び、暖まり方もさまざま。一番低い椅子に座ると、肩まですっぽり布団にくるまることができます。その他にもちょっとした仕掛けに天板や布団に覗き穴があり、こたつに潜り込む子どもたちもいたりと、思い思いの時間を過ごしていました。


こたつの一角では、何やら熱心に筆を走らせる人がちらほら。好きなクリスマスカードを選び、自由に書くことができるスペースです。
机に並ぶカードたちは、ポートランドのレタープレスの印刷工房「Egg Press」が手がけたかわいいものばかり。意外と余白の広いカードですが、皆さん時間をかけて積もる想いを綴っていました。


こたつの周りには、マーケットやライブも展開され、音楽を楽しんだり、食べ物を頬張ったり。はたまた持参したカードゲームで遊んだり、猛烈に仕事に励んだり。
人それぞれが時間を過ごしながらも、長いこたつを一緒に囲んでいる様子は、ゆるいつながりのある不思議な光景が広がっていました。


多目的スペースへ足を運ぶと、おしゃれな服、服、服。
キャットストリートのショップ店員やクリエイターたちが、選りすぐりの品を持ち寄り、ガレージセールが行われていました。
20組にも渡る出店者それぞれ個性とセンスがひしめき合い、少し緊張してしまうほどの空気感も、一度話してみるとやさしい皆さん。会話に華が咲いて値引きしてくれるなんてひとコマもありました。



広場に戻ると日が暮れはじめ、こたつが芝生の方へと模様替え。夜から始まるシネマ上映会に向けて、大きなスクリーンを囲むように並びます。 そんな芝生スペースの傍らには小さな小屋が登場。覗き込むと小さなお姉さん(!)がポップコーンを手渡してくれ、上映前のワクワクが高まります。


上映作品は『ミッション:インポッシブル』(14日)と『グランド・ブダペスト・ホテル』(15日)。
若かりしトム・クルーズによる破天荒なアクションや頼りないホテルボーイのドタバタ劇に、寒さを忘れて釘付けになる人が集まっていきます。こたつに入っているとどこか一体感が生まれ、たくさんの人がお茶の間を囲むように映画のひとときを楽しんでいました。


翌週の21、22日には、SHIBUYA DESIGNERS MARKETが開催。
今回は渋谷キャストのご近所にある、ヒコ・みづのジュエリーカレッジの学生も出店。一人1ブランド展開し、この日のためにつくられた新作アクセサリーがずらりと並びました。
クリスマスを目前に控え、おなじみのクリエイターも個性豊かなアイテムが集まり、さまざまなデザインとの出会いに道ゆく人も興味津々の様子でした。


ここで生活する人からたまたま遊びにきた人まで、いつもだったらすれ違っていたかもしれない街の人たちが、ともに時間を楽しむ光景が広がっていた今年の冬の渋谷キャスト。
エンターテイメントにあふれる渋谷の街で、身も心ものんびりと過ごすことができる広場は、渋谷イチほっこりできる場所となっていたかもしれません。