SHIBUYA CAST./渋谷キャスト

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劇場セミナー 〜次世代モデルの研究〜  第6回 『都市と演劇 ふたりの演劇人の半世紀』 現地参加・オンライン配信 同時開催!

劇場セミナー 〜次世代モデルの研究〜  第6回 『都市と演劇 ふたりの演劇人の半世紀』 現地参加・オンライン配信 同時開催!
開催日
2022.3.23(Wed)
時間
①現地リアル会場 18:00開場/18:30開演 ②オンライン配信  18:00~接続可能/18:30開始   ※見逃し配信あり
場所
①リアル会場 渋谷キャスト スペース ②オンライン配信
料金
①現地リアル会場 3,000円(税込) ②オンライン配信 2,000円(税込) ※収益は劇場業界の発展のために還元します
定員
渋谷キャスト スペース 現地リアル参加は先着順

新たな演劇ムーヴメントの仕掛け人 佐藤信と串田和美が語る

 

1960年代、日本は激動の時代であった。既成の権威や価値に対して若者たちが新たな活動を実践し、社会の改革を推し進めていった。その中心に演劇があり、若い演劇人がいた。60年代演劇は「小劇場演劇」と呼ばれており、非劇場空間の劇場化やテント劇場など、街につながる新たな上演空間を獲得したことに大きな意味があり、現代につながっている。
新たな演劇ムーヴメントの仕掛け人である佐藤信と串田和美。その後の50年の歳月の中で、演劇を通じた地域との関わりや次世代の育成など、文化、都市、社会、教育といった大きな広がりの中で様々な活動を展開してきたお二人に語っていただく「演劇と都市、そして未来」。

 

今回は渋谷キャスト(渋谷区)にて現地参加できるリアル開催とオンライン配信でお届けします。

 


▼ゲスト

 

佐藤 信 (演出家)

 

1966年に劇団「自由劇場」結成に参加。小劇場運動(アングラ)第一世代を代表する演劇人のひとりとして活発な活動を開始。1970年から1990年までの20年間、「黒テント68/71」の中心的な劇作家、演出家として、全国120都市におよぶテント劇場による移動上演を継続。個性的な戯曲文体による劇作のほか、能楽、糸操り人形芝居、日本舞踊、現代舞踊、レビュー、オペラなど幅広い分野の演出に携わる。
近年は中国若手昆劇俳優、独立系演劇人との交流を深めるなど、ワークショップと作品上演を重ねながら、アジア舞台芸術のプラットフォームづくりを目指している。
現在、「若葉町ウォーフ」代表、「座・高円寺(杉並芸術会館)」芸術監督、個人劇団「鴎座」主宰、「劇団黒テント」演出部。


串田 和美 (俳優、演出家、舞台美術家)

 

1942年、東京都生まれ。
1966年、劇団・自由劇場(後にオンシアター自由劇場と改名)を結成。
1985‒96年までBunkamuraシアターコクーン初代芸術監督を務め、コクーン歌舞伎やレパートリーシステムの導入で劇場運営の礎を築く。代表作に『上海バンスキング』『もっと泣いてよフラッパー』『夏祭浪花鑑』など。平成中村座での歌舞伎演出も多数。2003年4月、まつもと市民芸術館芸術監督に就任。信州まつもと大歌舞伎や、サーカスと音楽と演劇を散りばめた『空中キャバレー』など市民を巻き込んだイベントを発案し“街に溶け込む演劇” を根付かせてきた。
2006年芸術選奨文部科学大臣賞、2007年第14回読売演劇大賞最優秀演出賞受賞。2008年紫綬褒章、2013年旭日小綬章を受章。

 

 

▼モデレーター


梅山 いつき (演劇研究者)

 

1981年、新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
演劇博物館で現代演劇に関する企画展を手がけ、現在、近畿大学准教授。
アングラ演劇をめぐる研究や、野外演劇集団にスポットを当てたフィールドワークを展開している。
著書に『佐藤信と「運動」の演劇』(作品社、第26回AICT演劇評論賞受賞)、『アングラ演劇論』(作品社、第18回AICT演劇評論賞受賞)、『60年代演劇再考』(岡室美奈子との共編著、水声社)など。

 

 

<予定トピック> 

 

1) “あの頃”のこと
六本木のガラス店の地下室を改装した自由劇場からスタートし、黒色テント劇場で地方をめぐる旅に出発した佐藤氏と、自由劇場に残った串田氏。それぞれの場所で二人は演劇や地域とどう向き合ってきたのか。

 

2) 都市の演劇
佐藤氏はスパイラルホール、世田谷パブリックシアター。串田氏はシアターコクーン。それぞれに初代芸術監督を務め、「芸術監督」という概念にまだなじみがなかった頃、渋谷界隈で作品づくりに取り組み、多くの人に向けて伝えたかったこととは。

 

3) 地方の取り組み
地方の公立文化施設にも注力し、佐藤氏はアドバイザーなどを歴任、串田氏はまつもと市民芸術館の館長、芸術監督を務めるなど地方の文化に対しても大きな役割を担ってきたが、地方あるいは地域にとって演劇の果たす役割とはなにか。

 

4) 未来への提言
佐藤氏は個人劇場である若葉町ウォーフを設立し、また座・高円寺の芸術監督を務め、若手の育成にも尽力している。串田氏はまつもと市民芸術館をベースにする劇団やワークショップによる作品づくりなど、同様に演劇の未来を担う人材を育てている。コロナ禍のいま、そして、これからの日本の演劇や社会に対しての提言。

 

 

「劇場セミナー ~次世代モデルの研究~」 とは


官民を問わず、都市部は勿論のこと、日本全国で様々な劇場・ホール・イベントスペースなどが計画され、開業しようとしています。2030年以降の劇場の在り方はどうなるのでしょうか? また、劇場のあるまちの姿はどうなるのでしょうか? まちにとって、社会にとって、人々の人生にとって、劇場はどういう存在になるのでしょうか?

 

2020年8月にイントロダクションとしてVol.0を開催したのを始まりに、全国250ヵ所以上の劇場計画に携わったシアターワークショップが企画・主催となり、「つくる人」(自治体やディベロッパー)、「設計する人」(設計者、ゼネコン)、「使う人」(プロダクション、コンテンツホルダー、演出家、舞台技術者)などを横断的に巻き込み、議論し、劇場を中心にまちづくりを語っていくセミナーです。

 

 

■ チケット販売に関して
チケット販売URL:https://theatre-workshop.spwn.jp/
・チケット購入時には会員登録が必要です。
・別途手数料・通信費がかかります。
・現地リアル参加と配信でチケットが異なりますのでご注意ください。
・リアル会場チケットはお一人様1枚までご購入いただけます。
 先着販売となります。
・配信チケットはお一人様1枚までご購入いただけます。
・会場チケット販売の受付期間は、【 受付開始 〜3/23(水)15:00まで 】となります。
・会場チケットは満席になり次第、販売を終了いたします。
・配信チケット販売の受付期間は、【 受付開始 〜3/30(水)20:00まで 】となります。
・配信チケットは公演終了後、【3/30(水)23:59まで 】アーカイブ配信をご覧いただけます。

 

■ 会場の座席に関して
・感染症対策に則った規定の収容人数で座席を準備しております。
・自由席となります。入場されましたらお好きなお席へお座りください。


■ ご来場・ご入場に関して<新型肺炎の感染予防対策について
・マスクを着用の上、手指消毒・検温にご協力ください。
・発熱(37.5℃以上)等の症状がある方の施設内への立ち入りはできません。
・発熱がない場合でも「息苦しさ」「強いだるさ」などの症状がある場合や、
 咳などの風邪の症状が出ている場合も施設内への立ち入りはご遠慮ください。
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・緊急時に備えて、お客様のお名前やご連絡先などをお伺いさせていただきます。
 いただいたご連絡先情報は、保健所などの公的機関からの要請により提供させていただく場合がございますので予めご了承ください。
・今後の感染症拡大状況により、やむをえず、中止または延期、内容の変更を行う場合がございます。


■ 配信について
・配信に関しましては視聴できることをご確認の上、チケットを購入いただけますようお願い致します。
・配信チケットの他に、別途通信料がかかります。
・(SPWNでサポートしている動作環境をご確認ください)
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・日本国外からの視聴は出来ません。予めご了承ください。

 

 

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