SHIBUYA CAST./渋谷キャスト

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PEOPLE
2021/04/28
CAST People まちとこどもの結節点 vol.01

子どもを巻き込んでこそ生まれる、世代を超えた「強いつながり」

We are Buddies 加藤愛梨さん、神薗まちこさん
子どもを巻き込んでこそ生まれる、世代を超えた「強いつながり」

さまざまなクリエイティビティが交差する、地域にひらかれた場を目指す渋谷キャスト。これまでに、コミュニティ・社会で育児することの未来について考える「子連れ100人カイギ」や、子どもと大人の遊びをつくるワークショップ「渋谷まちあそび」、おとなりの渋谷教育学園渋谷中学高等学校の学生を巻き込んだ音楽プロジェクトなど、大人はもちろん、子どもも街に参加できるきっかけを提供し続けてきました。
大都市の真ん中にあって、地域にひらかれた「民間施設」が、子どもや学生を巻き込んでいくことにどんな意味があるのか。はたまた、どんな可能性を秘めているのか。子どもに関わる活動やイベントの仕掛け人、学生を支える先生、学校の声を届ける連載シリーズ「CAST People まちとこどもの結節点」がスタートします。

 

第一回目で取り上げるのは、「拡張家族」というコンセプトを掲げ、渋谷キャストの13階で共同生活を送るクリエイターのコミュニティ「Cift(シフト)」から生まれた、「We are Buddies」。これは、血縁関係がない子どもと大人がバディ(相棒)となり、月に数回の頻度で遊んだり話したりしながら、ゆるく長い信頼関係を築くプロジェクトです。
都会で共働き、両親や親戚は近くにいない、ましてや、地域とのつながりもない。都会ではとかく「孤育て」になりがちです。保護者が生きづらさを抱えることによるしわ寄せが、虐待やネグレクトといった形で子どもに及ぶこともあります。こうした「保護者だけが子育てに関わる」という日本の子育ての風潮を覆し、もっと多くの大人が関わることで、みんなが力を抜いて子育てに参加できる社会をつくりたいーー。We are Buddiesは、そんな思いから始まりました。
発起人である加藤愛梨さんと、立ち上げから運営に関わる神薗まちこさんは、ともにCiftのメンバー。新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた、2020年3月に始動してから一年。活動を通して見えてきたのはどんなことなのでしょうか。お二人に聞いてみました。

 

【プロフィール】
加藤愛梨
一般社団法人We are Buddies代表理事、コミュニティファシリテーター
東京都出身。学生時代から「つながりをつくる」ことに興味を持ち、大手飲料メーカーのマーケティング・購買部門での経験を経て、2017年に拡張家族「Cift」に参加。コミュニティファシリテーターとして、一人ひとりの素質を活かしたコミュニティづくりを仕事としている。2020年3月、一般社団法人We are Buddiesを発足し、世代を超えた強いつながりづくりに挑戦中。現在、渋谷とアムステルダムの二拠点生活を送っている。

 

神薗まちこ
一般社団法人We are Buddies理事、渋谷区議会議員
鹿児島県出身、渋谷区在住。渋谷で「子どもも大人も育ち合うまち」をつくるため、2019年5月に議員活動をスタート。前職のベネッセでは、全国4,500校の学校支援や、ソフトバンクや鉄緑会などのパートナーと新規事業の立ち上げに従事。自身の「孤育て」の経験から、0~3歳の子育て世帯向けのイベント「渋谷papamamaマルシェ」を企画運営するほか、拡張家族「Cift」、「子連れ100人カイギ」、「渋谷をつなげる30人」、「Atyla」core crew、子どもテーブル「みんなの食卓」など、議会の活動のみならず、渋谷をフィールドに子育て世帯と地域をつなげる活動を拡大中。小学3年生の母でもある。

 

PHOTOGRAPHS BY YUKA IKENOYA(YUKAI)
TEXT BY Atsumi NAKAZATO

始めることに、何の迷いもなかった


ーーWe are Buddiesは、オランダ発祥の「バディプログラム」が元になっています。保護者にとっては、「自分の時間ができる」、子どもにとっては、「家族や先生以外に信頼できる身近な大人ができる」、バディにとっては、「子どもと深く関わる貴重な経験ができる」。 関わる誰もがやさしい気持ちになれる、これまで日本にはなかった新しい試みです。まずは、加藤さんがこの活動を始めた経緯から、教えてください。

 

加藤:2019年4月、当時6歳の男の子がご両親と一緒に、私が暮らしていたCiftの松濤の拠点に入居してきたことが始まりでした。 それまで周りに子どもがいなくて、どちらかというと子どもに対して苦手意識があって。でも、一緒に出かけたり、たこやきパーティーを企画したり、さまざまな時間を過ごすことで、日々新しい発見や視点が得られて、すごく楽しかったし、大人と子どもというよりも、対等な人間同士としての信頼関係が築かれていきました。 子どものいない私にとって、子どもと信頼関係を築くことは初めての経験で、彼にとっての私の存在も、「困ったときに頼れる人」になりました。

 

ーー加藤さんにとっては、それがはじめて子どもと真正面から向き合う体験だったのですね。

 

加藤:はい、彼と一緒に暮らす中で、本当に貴重な経験をさせてもらいました。こうした血縁関係のない子どもと大人が長期的に関係性を築いていくことが世の中には必要なんじゃないか、私のような経験をもっと多くの人にしてもらいたいと思うようになったんです。 何か参考になる事例はないかと探す中、オランダで40年続いていて、「社会のセーフティネット」として機能しているバディプロジェクトの存在を知って。すごくシンプルな仕組みで、これなら自分にもできるかもしれないと思いました。
それからすぐにオランダの運営チームのみなさんに会いに行き、お話を伺って、その日の夕方には「私、これやる」と決めていました。お告げみたいな感じでしたね(笑)。

 

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ーー何の迷いもなく「やる」と決めてから、実現に向けて、どんなふうに動き出したのですか?

 

加藤:2019年12月にやると決めて、年末年始は仲間づくりに奔走しました。これを形にするにはどうしたらいいのか、Ciftのメンバーを中心に相談する中で、(神薗)まちこさんにもお話ししたらすぐに賛同してくださって。 その後は、バディに興味を持ってくれそうな友人たちに声をかけたり、参加してくださる親子さんをまちこさんに紹介してもらったりしながら、3ヶ月で一気に形をつくって、2020年3月にスタートしました。

 

ーー構想から立ち上げまで、わずか3ヶ月というスピード感に、「このプロジェクトを必要とする親子に届けたい」という気迫すら感じます。
一方、神薗さんは、渋谷で「孤育て」を経験したことから、2016年、同じ年齢の子を持つママたちと「渋谷papamamaマルシェ」を立ち上げ、子育て世帯が地域とつながる場をつくってきました。 Ciftの住人だった平本沙織さんが発起人となり、2018年から渋谷キャストではじまった「子連れ100人カイギ」にも、当初から参加されています。その後、会社員から区議会議員に転身。 子育てと地域をキーワードに、さらに活動の幅を広げていますが、これまで多くの親子と地域をつなげてきた神薗さんは、この構想を聞いてどんな思いが芽生えましたか?

 

神薗:いま娘は小学3年生なんですが、心身ともに成長していく中で、親や先生ではない第三者の寄り添ってくれる大人の存在が、子どもの精神的な居場所をつくる上ですごく大事だと思っていました。 同世代の子を持つ友人たちとも、多様な人とのつながりの中で、子どもたちがいろんな課題を解決していけるようなコミュニティをつくれたらいいよね、という話をしていたんです。 (加藤)愛梨さんからバディプロジェクトの話を聞いて、娘を参加させたいという思いと、友人に紹介したいという思い、その両方が湧いてきて「すごくいいと思う」と即答しました。

 

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ーーお二人は、出会うべくして出会ったという感じですね。このプロジェクトをスピーディーに実現できたのは、Ciftというコミュニティの存在が大きいような気がします。

 

神薗:Ciftは、誰かが何かやりたいという時に支えてくれて、「こういうふうにやったらいいんじゃない」とアドバイスしてくれるコミュニティだなと感じます。 本気で何かを始めたい時に、「この指止まれ!」と言ったら、10分後には興味や関心の近い人たちが集まってチームができちゃう、みたいな(笑)。

 

加藤:Ciftのメンバーは、本当にスピーディーにサポートしてくれるんです。だから、何か思いついたらその日のうちに10人くらいにアポを入れて、興味を持ってくれそうな人に話をするようにしています。 そうすると、3日後にはある程度形になっているという。本気でサポートし合えるコミュニティですよね!

 

 


バディを組むことは、人と信頼関係を築く練習になる


ーー対象となるのは、5~18歳の「第三者が関わることで、より良くなりそうな家庭の子ども」。いまはどんな家庭の子どもたちが参加しているのでしょうか。

 

加藤:この一年やってきて、いろんなところにニーズが潜んでいることを実感しています。まず多いのが、まちこさんの娘さんのような、一人っ子のお子さん。話し相手がお父さんかお母さんという限られた状況になっている上、コロナの影響で人との関わりがさらに減っています。お一人で育てられているご家庭のお子さんも、すごく多いですね。また、発達障害の特徴を持っていて、同学年の友だちとコミュニケーションがうまくとれないお子さんや、思春期に入りかけた小学校高学年から中学生くらいのお子さんたちもいます。
例えば、小学4年生の男の子は、35歳の男性のバディと交流を続けています。成長の過程で、保護者の方の話を素直に受け止めることが難しくなってきたそうですが、バディとは友だちのような感じで、悩みを打ち明けたり、男の子が最近はまっていることについて楽しく話をしたり、第三者が入るからこそ生まれるコミュニケーションの形があって。信頼関係の土台があるから、この子が成長して困った時に頼る選択肢の一つに、バディの方がなるんだろうなと感じています。

 

神薗:子どもにとってバディは、「自分だけの特別な存在」という感覚があるんじゃないかと思います。それはバディにとっても、そうかもしれません。

 

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加藤:そういえば、この前、バディの方が話してくれたことが印象に残っているんです。いまは子どもがターゲットになる事件が多いので、保護者の方に「知らない人について行ったらいけませんよ」とか「話しかけられたら無視するのよ」と言われている子が多い。

 

神薗:いまは、「知ってる人でもついて行ったらいけない」って言いますからね。

 

加藤:だから、いまの子どもたちは人を信頼することに対して少なからずハードルがある。そんな中でバディを組むことは、人と信頼関係を築く練習になるのかもしれない、と。その話を聞いて、たしかにそうかもしれないなと思いました。

 

ーー神薗さんのお子さんは当初から参加されていますが、お子さんの変化やご自身の気づきはありましたか?

 

神薗:娘というより、私自身の変化の方が大きいですね。バディの方と娘がオンラインで対話している様子を見る中で、日々タスクに追われて、娘と純粋に向き合って話を聞けていないことに気が付きました。働きながら子育てしていると、常に頭の中がタスクでいっぱいで、たった15分、きちんと話を聞くことすらできなかったりするんです。
でも、それを親である自分だけが背負う必要はない、という開き直りのような思いも生まれてきて。自分ができないなら、バディの方に話を聞いてもらう機会をつくることも一つの方法。そういう前向きな意識が芽生えたことも重要だなと思っています。

 

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子どもと向き合うことで、「子どもの自分」に気づく


ーー子どもと大人がバディを組んで交流を続けることは、子どもだけでなく保護者の心にも変化をもたらしているんですね。一方、バディの方々はこうした経験からどのような学びを得ているのでしょうか。

 

加藤:みなさん自分の中に「子どもの自分」っていると思うんです。本当はこういうふうに生きたいとか、無邪気でいる自分とか。大人になるにつれて、そんな子どもの部分を抑えてしまうこともありますが、世代の違う小さな人間たちと関わっていると、本当の自分のようなものがむくっと出てくる。 もっと無邪気に楽しんでいいんだと本能的に思えてくる。そういう変化は、バディのみなさんそれぞれにあると思います。表情が変わっていく人もいますよ。

 

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神薗:月に一度のミーティングで、子どもとのやりとりをバディ同士で共有しています。その時間を通して、バディの方々は自分の内面に潜むいろんなことに気付いていくようです。 親は子どもとの関係の中で日々気付かされることがあって、子どもの成長を通して、自分を一年ずつ振り返っている気がするんです。バディの方々も、それと似た体験をされる中で、内在している自分に気づき、そこから新たな人生をひらいているように見えます。 何より、子どもとのやりとりを多くの人と共有すればするほど、より多くの経験と気づきが自分ごとになっていく。子どもを介したバディ同士のつながりって尊いなと思いますね。

 

ーーいま参加しているバディの方々は、身近に子どもがいない若い世代が多いそうですね。

 

加藤:いまは自分のお子さんがいない方が8割です。子育てって自分の子どもができるまではリアリティがないものですが、バディをやると、親子や家族といったダイナミズムを間近で見ることができる。子育てってこういう感じなんだとか、お母さんはたしかに時間ないよねとか、いい意味で現実を見る機会になっています。 20代前半の男性も何人か参加してくれていますが、「本当に学びがある」と言ってくれています。とはいえ、これから年齢の幅は広がっていくといいなと思っていて、私の母もこの活動に共感して「バディをやりたい」と言ってくれています。

 

神薗:若手のバディの方々が親世代になれば、この経験を生かしてきっと地域で豊かなつながりを紡いでいってくれると思います。そうやって、地域のコミュニティは重層的に育まれていくんだろうなと感じています。

 

 

 

時代に後押しされて、関わり方に自由度が生まれた


ーー2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大によってさまざまな影響を受けた1年でした。活動を通して、いま感じていることや見えてきた課題はありますか?

 

加藤:コロナの影響でやりづらさを感じたことは、じつはそんなになくて、時代に後押ししてもらったという感覚があります。当初はオフラインだけでやるつもりだったんですが、活動の開始時期が、コロナの感染拡大に被ってしまったので、急遽オンラインでスタートしたんです。 4月頃はお子さんが休校になって、働いている保護者の方はリモートワークになって、みんなが家にいるという状況になりました。それぞれの世界があったからこそ成り立っていた家族というダイナミズムに変化が起き始めた。 そんなタイミングにあって、オンラインという手法はひろく受け入れていただけました。「たった30分でも子どもと親が別々の世界に属せる。そんな時間が本当に貴重だった」とおっしゃる保護者の方が多かったですね。

 

ーーそんな時期を経て、いまはどんな形で交流しているのでしょうか。

 

加藤:いまはバディとお子さんのペアごとに、オンラインとオフラインを自由に組み合わせて交流してもらっています。このプログラムの中に、オンラインとオフラインを選択できる自由度が生まれたのは、コロナによって社会の価値観が変化したからこそ。 例えば、山間部や離島など、都市ほど多様な人に出会いにくい場所にいるお子さんと東京のバディがペアになって、オンラインで交流を続けるなんてことも今後はあるかもしれません。

 

神薗:それこそ、海外のお子さんと日本のバディという組み合わせもあるかもしれないですよね。オンラインによって、本当に可能性が広がったなと思います。

 

ーー時代の追い風を受けて、これからWe are Buddiesで取り組んでいきたいことを教えてください。

 

加藤:渋谷でスタートした活動ですが、仕組み自体はすごくシンプルなので、サステイナブルな形で他の街にも広がっていったらいいなと思っています。そのために必要なことをやっていきたいですね。

 

神薗:いま得ている知見やノウハウをまとめて、やってみたいという団体さんに提供できるようにすれば、We are Buddiesの活動が広がっていくフェーズがつくれると思っています。それができるとすごくいいですね。
あとは、専門的なサポートが必要なお子さんがいるご家庭とも連携できるといいなと思っています。専門家のアプローチよりもゆるやかなつながりとして、We are Buddiesのような存在がコミットしていきたいという思いがあります。

 

加藤:最近では、発達障害のお子さんが通うクリニックと連携して、院長先生の感覚で「We are Buddiesに参加したらよさそうだな」と感じる方々をご紹介いただき、実際にバディを組んで交流してもらうことも始めています。 子どもたちとの関わりで迷ったときや、専門的な知識が必要なときに、院長先生にサポートいただきながら、バディができることやその領域を広げているところです。こうした専門機関をはじめ、学校や企業とも連携して、いろんなコラボレーションの形を探ってみたいですね。

 

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「困ったときに助け合える」つながりづくり


ーー都会特有の孤育てを解消しようと、渋谷では「渋谷papamamaマルシェ」や「We are Buddies」をはじめ、多くの子育て支援団体がつながり合い、助け合いながら活動しています。よりよい子育て環境を求めて、地方に移住する人が増える中、この大都市で、子育て世帯と地域のつながりが広がっていることには、たしかな希望と変化の兆しを感じます。 渋谷で子育てを続ける神薗さんは、当事者として、いま渋谷で子育てすることの魅力をどう捉えていますか?

 

神薗:多様な人たちがそこに暮らしていることは、子どもを育てる上で最も大きなメリットだと思っています。多様性をどう受け止めて、自分たちの街の力にしていくのか。それを日常の中で実践できることは、すごくいいですよね。
また、これまでの経験を通して、子育て、地域、仕事など、つながりを複数持つことが、豊かで自分らしい人生をつくる鍵になると感じています。都会にはいろんな人がいるので、「コミュニティをより複層化しやすい」と言えるかもしれません。 やっぱり渋谷ほどおもしろい大人が集うエリアは、世界を見渡してもそうないんじゃないかなと思いますね。

 

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ーー最後に、多様な大人たちが集まる、地域にひらかれた渋谷キャストが子どもと関わることで、これからどんな可能性が生まれていきそうですか?

 

加藤:ここで子どもが大人たちと一緒に過ごすことで、息をするように多様性を感じることができるのは、すごくいいなと思います。特にCiftではいろいろな分野で活躍する大人たちが一緒に生活しているので、彼らのリアルな姿を見ることで、人生の選択肢が広がりそうですね。 あと、Ciftには「愛のある大人」しかいないので、「困った時にCiftの誰かに頼ろう」という選択肢の一つになれるし、そうなったらいいなという願いがあります。

 

神薗:子どもって、見ず知らずの人たちをつなぐ触媒のような存在だと思うんです。渋谷キャストは、じつは災害時の「帰宅困難者受入施設」に指定されていて、このエリアに住んでいる人たちはもちろん、働いている人たちも避難してくる場所。不安や緊迫感に満ちた災害時に、お互いに顔を知っていて、声をかけ合えるコミュニティの存在は、大きな意味を持ちます。

 

ーー帰宅困難者受入施設……!渋谷キャストにそんな役割があるとは、今まで意識したことがありませんでした。

 

神薗:ぜひ、この機会に覚えておいてくださいね。私は、コミュニティの最も重要な役割は「災害時」にあると思うんです。渋谷キャストが子どもを巻き込みながら、世代を超えた強いコミュニティをつくっていることは、助け合いが最も必要になる災害時に、その真価を発揮するんじゃないかとひそかに感じています。

 

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